現場教員が抱える5つの問題(2017.9.29)
① 授業を準備する時間がありません
授業を準備する時間が、勤務時間中に全くと言ってよい程ありません。準備ゼロで授業をしたらよいのでしょうか。
② 休憩時間がありません
休憩時間に休憩できません。また、学校は勤務開始前に生徒が登校し、勤務終了後も2時間程生徒の活動時間を確保しています。帰れません。
③ 年間1兆円もの不払い残業があります
教員には原則残業を課さないという法律になっているにも関わらず(給特法)、残業代に換算して1兆円に相当する無償の超過勤務が発生しています。
④ 意に反して部活の顧問が強制されます
正式な職務とは捉えがたい部活顧問が強制され続け、本務を圧迫しています。顧問をする・しないの選択権は事実上ありません。
⑤ 労務管理が機能していません
労基署は学校現場に入りませんし、労基署に代わる人事委員会・公平委員会もほとんど機能していません。どうやって違法な実態を取り締まるのでしょうか。
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